OMこくら自然農園の野菜について
野菜づくりはシンプルです。
草は刈って、野菜の株元や土の表面にそっと戻す。
種は毎年、自ら採って引き継いでいく(新たな品目は購入します。ごく一部F1もまだあります)。
――それだけです。
・農薬(有機JAS認定農薬を含む)は使用しません。
・肥料(化学肥料・有機肥料)も使いません。
・堆肥(牛ふん・鶏ふんなどの動物性堆肥、落ち葉や草などの植物性堆肥)も使いません。
・副資材(米ぬか、骨粉、油かす、石灰など)も使いません。
・微生物資材(発酵資材や活力剤など)も使用しません。
自然の営みに寄り添い、野菜がゆっくりと、おいしく育つのを見守る。
大量生産には向きませんが、
生命力にあふれ、香り・歯ごたえ・味わいのある“自然100%の野菜”が育ちます。
甘くてやわらかい野菜ではありませんが、
きっと自然の繊細さ、力強さを感じていただけるはずです。
ご来店の際には、どんな野菜たちに出会えるか一期一会。 あなたの五感にやさしく響く出会いがあるはずです。
・2025/6/17(火)<現在育苗中の野菜>情報を更新しました。
・2025/6/13(金)野菜(一般栽培・有機栽培・自然栽培)の比較表を掲載しました。
・2025/6/12(木)栽培方法(一般栽培・有機栽培・自然栽培)の比較表を掲載しました。
・2025/6/11(水)サラダ菜の収穫が終了いたしました。
・2025/5/9(金)OMこくら自然農園のWebサイトを開設しました。
【農産物の販売場所】
無農薬 農家直営の自然食品店 オーガマーケットこくら
営業時間 平日(月~金)10:00~18:30 ・土曜日 11:00~17:00
所在地 〒802-0071 北九州市小倉北区黄金1-4-5 (西日本シティ銀行 三萩野支店駐車場正面)
栽培情報
・現在収穫中の野菜は6品です。
■野菜
・キュウリ
⇒ 降雨少ないため、曲がり果が増えましたので、やむを得ず潅水しました。なんとか収穫できています。
・トマト
⇒ 収量少なめです。来年に向けて固定種(自然農法種子他)を種どりを並行しています。
・クウシンサイ
⇒ 2品種収穫しています。
・モロヘイヤ
・オクラ
⇒ 今年は種どり(固定種)します。
・ミョウガ
・ブロッコリー、ダイコン
⇒ 虫害で収穫できませんでした。
・インゲンマメ
⇒ 来年のために種どりに移行
・ニンニク(5/27全収穫)
⇒ 乾燥ニンニク:販売中
■果樹
・甘夏(終了)
・ハーブを不定期に収穫しています。※ご要望があれば収穫致します。
■ハーブ
・レモンバーム(まもなく終了)
・レモンバーベナ
・スペアミント
・キャットミント
■7/1の作業
・定植・・・サツマイモのつる18株
・定植・・・陸稲
・刈り敷・・・ナス、クウシンサイ、サツマイモ
■6/30の作業
・定植・・・赤バジル15株
・定植・・・レモンバジル4株
・刈り敷・・・キュウリ、サツマイモ
■6/28の作業
・定植・・・マクワウリ17株
・定植・・・サツマイモ31株(追加)
・定植・・・モロヘイヤ9株(追加)
■6/27の作業
・定植・・・晩生キュウリ(追加)(バテシラズ2号)×7株
・定植・・・クウシンサイ定植(追加)×11株
・草整理×2畝
■6/26の作業
・土寄せ・・・オクラ
・刈り敷・・・キュウ(草マルチ)
・草整理×2畝
■6/25の作業
・定植・・・晩生キュウリ(バテシラズ2号)×12株
・つる植え準備・・・サツマイモ(草整理、畝たて、マルチかけ)
■6/23の作業
・サツマイモのつる植え
・定植・・・クウシンサイ
・陸稲定植準備
■6/19の作業
・土寄せ・・・サトイモ
・トマト、キュウリの誘引
■6/18の作業
・サトイモの土寄せ
■6/17の定植
・サツマイモ(植え付け開始)
・クウシンサイ(追加分)
・オクラ(追加分)
・キュウリ(追加分)
・ゴーヤ(追加分)
・リーフセロリ(少量)
■生育中の野菜
・トマト
・キュウリ
⇒ 6/23収穫開始
・ズッキーニ
・ピーマン
・ミョウガ
・サヤインゲン
⇒ 6/23収穫開始
・キャベツ
・ブロッコリー
・ゴーヤ
・青シソ
・クウシンサイ
・オクラ
・落花生
■使用している種子
農薬や化学肥料を使用していない固定種、および自然農法育成種子を優先的に使用していますが、栽培品目によっては、食味や揃いの良いF1種子も使用しています。いくつかの品目では、種どりにも挑戦しています。
無肥料栽培では、自家採種が栽培の良し悪しのカギになるということがようやくわかってきました。品質や食味、収量に影響します。
■育苗
市販されている育苗用の培養土は使用していません。畑の土を自宅に持ち帰り育苗した苗を圃場に定植しています。
セルトレーへの播種の場合は、圃場の土だけだと粘土質が含まれ比重が重すぎるため、市販のpH無調整のピートモスと自家竹炭粉末を混ぜる場合がります。
<現在育苗中の野菜>
・トウガラシ
⇒ 6/27鉢上げ12株
・オクラ(追加分)
⇒ 6/17定植
・クウシンサイ
⇒ 6/17・23一部定植
・モロヘイヤ
⇒ 昨年種どり
・青シソ
・マクワウリ
⇒ 昨年種どり
・陸稲
⇒ 6/24鳩の食害にて半減
<6/13の育苗>
◎播種
・晩生キュウリ(バテシラズ2号)
⇒ 自然農法種子
・モチアワ
⇒ 自然農法種子
⇒ 6/24鳩の食害にて全滅
今年は断念
<6/17の育苗>
◎ビニールポットへの鉢上げ
・晩生キュウリ(バテシラズ2号)(6/16発芽)
◎発芽確認
・モチアワ ※自然農法種子
・陸稲
※全般的に育苗が遅れています。
■使用資材
化学肥料・全ての化学農薬はもちろん、有機肥料、堆肥、腐葉土も一切使用していません。また緑肥や雑草を土壌にすき込むこともしていません。
保水および雑草対策としてビニールマルチを使用しています。また防虫ネットを使用しています。
2024年の夏は、ニンニクとトウガラシなどの食品を入れた忌避材であるストチュウ(酢と焼酎を醗酵させた液)を数回使用しました。
<当農園栽培のやさしい野菜について >
1) 栽培について
ピュアでやさしい野菜に育つことを願って畑にいます。農薬・化学肥料はもちろん、一切の有機肥料・堆肥に頼らず、自然の力を信じて土と太陽と風雨に育まれている野菜の様子を日々見守っています。
2) 野菜の特徴
風味と保存性・・・無肥料栽培の野菜は、少ない養分を求めて懸命に生長するため、本来の生命力が増し、風味や保存性が高まる傾向があります。保存中に、腐敗することは少なく、黄色く枯れてゆく傾向です。
※野菜の保存性については農薬残留濃度が高い野菜は腐敗しにくい場合がありますので単純な比較は難しく、肥料の使用量が多い有機栽培の野菜との比較で違いが出る場合があります。
食味と食感・・・堆肥や発酵肥料を使用した場合に感じやすい甘さや雑味は少なく、ピュアな印象と野性味を感じます。また、品目や季節によっては、じっくりと時間をかけて生長することで、身の詰まった歯ごたえが生まれることもあります。サラダなどではしっかりとしたボリューム感を楽しめますが、一方で、軟弱野菜のハウス栽培のようなやわらかい食感は出にくい場合がございます。
例えば冬越ししたルッコラは、野性味のある風味の強い野菜になることがあります(播種時期、生育ステージやそのうねでの前作の栽培品目にもよりますが)。一般栽培のルッコラと食べ比べて違いを感じることであらたな気づきがあることもあります。
<やさしい野菜とは?>
1) からだと自然環境へのやさしさ
だれもが安心して食べられるように、農薬(化学合成によりつくられた)、化学肥料、殺菌剤、除草剤を使用せずに育てられた、からだと自然環境にやさしい野菜
2) 暮らしへのやさしさ できるかぎり家計にやさしいお手頃価の野菜
3) 未来へのやさしさ 未来につながる持続可能な農法によって生産された野菜
①極力、環境に負荷をかけない農法(自然栽培、自然農法、EM農法等)
②できる限り代々引き継がれてきた固定種を引き継ぐ農法